しんそう療方では
左右の手足の動きを比較した検査をして
身体のバランスを診ています。
その際、患者さんに
「こちらの手が短くて肩の動きが硬いですね」
とか説明します。
その説明から患者さんの中には
「硬いほうが悪いんですか」
と聞いてこられる方がいます。
脚でも同じで
「こちらの股関節の動きが硬いですね」
と説明すると
動きの硬い、可動域の狭いほうを
悪いほうだと思ってしまうようです。
これは間違った解釈で
関節が硬いほうが悪い方というわけでは
ありません。
しんそう療方が左右を比較するのは
それによってどの筋の緊張が強いとか
解剖学的な左右の違いを見つけるためです。
要は身体の左右差を診ることで
身体のバランスを診ているんです。
こちらの関節が硬いから動きを良くしよう
という単純なことは決してしていません。
健康な体は左右均等にバランスが取れています。
不調を抱えた身体は左右不均等な
バランスの崩れた身体になっています。
それをしんそう療方は
バランスの取れた身体に
戻しているんですね。
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