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やっぱり丁寧な説明は必要

 

私も以前は患者さんにしんそう療方を

わかってもらおうと

手を変え品を変え説明していました。

 

最近も説明はちゃんとしていますが

以前ほど絶対わかってもらおうとかは

思わずに説明しているかもしれません。

 

それはたぶんしんそう療方を

受けてくれさえすれば

必ず凄さをわかってくれるという

自信が生まれたからだと思います。

 

それだけ自分の技術に

自信が出来たんでしょうね。

 

そんなことを考えながらも

先日膝が痛いという患者さんが来られました。

 

一年ほど前から膝の調子が悪く

今では正座も出来なくなってきて

紹介でしんそう福井武生に来院されました。

 

一通り調整が終わって正座してもらうと

調整前より正座しやすくなってました。

 

患者さんも正座しやすくなったのは

わかってくれたようなので

それ以上しつこく説明はせず

次回の予約を決めて帰られました。

 

2回目に来られたときに膝の調子を聞いたら

「ぜんぜん変わらない。

 どう変化したかわからない」

と言われました。

 

どうも初回の調整後に正座しやすくなったと

感じてもらえてなかったようです。

 

師匠から身体が変化したら

ひとつひとつ患者さんに

気づいてもらわないといけない

と言われたことがあります。

 

こちらが気づいてくれているはずだ

と思っても

患者さんは何も気づいていないこともある

ということでしょうね。

 

先ほどの膝の患者さんですが

2回目の調整後は

もうひとつ正座しやすくなっていて

今度は私も膝の変化をちゃんと説明して

3回目の予約を決めて

帰っていかれました。