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本気で患者さんのことを思っていたら、誤解もされる

 

以前膝が痛いという

60代の女性の患者さんがいました。

 

何回か調整して

順調に良くなってきていました。

 

ある日、その患者さんと話していたら

ずっとやっているという体操があると

言われました。

 

詳しく聞いたら

しんそう療方の考え方とは

合わない体操だったので

今日からしないほうがいいですよ

と伝えました。

 

そしたらそれが気に食わなかったようで

もう来なくなってしまいました。

 

その患者さんからしたら

ずっとやっていた体操で

それをしていたおかげで

これ以上悪くならずに済んでいる

と思っていたようです。

 

それを私にあっさり否定されたもんだから

怒ってしまったんでしょう。

 

多分私の伝え方に問題があって

しんそう療方から見た体操の考え方を

上手く伝えていれば

怒って来なくなることも

なかったでしょう。

 

ただ私も本気で良くなってもらいたいから

ダメなことはだめと

はっきり言ってしまったことなんです。

 

患者さんの言われることやっていることが

患者さんのためにならないことだったら

やはりちゃんと言ったほうがいいと

今も思います。

 

患者さんのことを

本気で良くなってもらいたいと思っていたら

誤解されてしまうこともあるんでしょうね。

 

もっと伝え方も勉強しなくては。