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力みが取れると、つながりが感じられる

 

スポーツとか楽器を

演奏するときとかもそうでしょうけど

体に必要以上に力が入っていると

上手くできないものです。

 

しんそう療方も同じで

力みがあるとあまり効きません。

 

また人間を相手にやりますから

より力みが取れることが大事です。

 

力みがあるまましんそう療方をやると

患者さんに力みが伝わって

反発されてしまうんですね。

 

こちらが力みを取れば取るほど

患者さんも力みが取れて

つながりが感じられるようになります。

 

患者さんとの一体感といいますか

この患者さんにはこのような動きが

ベストだということがわかってきます。

 

より深いところまで

効いてくるんですね。

 

力みを取る稽古は

日常生活を送りながらでもできます。

 

今は特に非常事態宣言中で

患者さんがいないですから

日常生活のなかで

力みを取る稽古をしています。

 

戸を開けるとか

字を書くとか

コーヒーを飲むとか

どんな動作でも稽古の対象になります。

 

また力みを取って

日常生活を送っていると

いろんなつながりも感じられて

このような自分に向き合う時間も

大切だなと思わせてくれます。

 

今回の思わぬ非常事態も

振り返ると大切な時間だったなと思えるよう

拗ねらず前向きに行きたいです。

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