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中庸がいい

 

私、学生の頃バンドを組んでました。

 

担当はドラムです。

 

ドラムを出来る人はあまりいなかったので

いろんなところから声がかかり

バンドをいくつか掛け持ちしていました。

 

どのバンドもコピーバンドだったので

それぞれが好きなアーティストのコピーを

していました。

 

大学のとき組んでいたバンドで

ギター弾いてた男が

「竹内はいろんなアーティストを

 コピーしていて節操がない」

と責めるようなことを言ってきました。

 

そのギターの男は

好きなアーティストがいて

それ以外はあまり認めないような男で

私がいろんなバンドで

いろんなジャンルのアーティストを

コピーしているのが

気に入らなかったようです。

 

私はアーティストにあまり偏ることなく

それこそロックからジャズまで

なんでもやりたいほうだったんです。

 

できたらアイドルの曲でも

好きな曲があったらやりたかったです。

 

私みたいにジャンルにこだわらず

好きな曲をやりたい人は少数派で

まず好きなジャンル、アーティストがいて

それをコピーする人が多かったです。

 

そのころから私はみんなと

少し違っていたみたいです。

 

自分は優柔不断なのかなと

思うこともありました。

 

今ではあまりこだわりのない自分が

けっこう気に入っています。

 

中庸という言葉がありますね。

 

意味は極端ではない

偏っていないという意味です。

 

儒教的には過不足なく

偏っていないという意味だそうです。

 

偏りなくなんでもこだわりなく

好きなものは好きと言えるほうが

私の正確に合っているみたいです。

 

体の歪みも

日常生活の偏りから

生じてくるものです。

 

体のためにも

こだわりは少なく

どっちづかずの優柔不断がいいかも(笑)

 

 

 

学生の頃

よくコピーしていたバンド