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身体には体内を安定させる力が働いている

 

身体には体内を一定に保とうとする

働きがあります。

 

体内恒常性

ホメオスタシスともいいます。

 

このおかげで体温、血圧など

体内のいろんな状態が

健康でいられる範囲で保たれています。

 

この体内恒常性をが保たれている範囲を

越えそうな怪我や病気のときに

病院などの手助けが必要になります。

 

身体の形も体内恒常性の働きで

一定の形に保たれています。

 

解剖学的基本の形です。

この歪みのない形のときに、腰痛、肩こり、頭痛などの不調が解消されます。
解剖学的基本の形

 

この形が維持できているときは

体内恒常性がきちんと

働いていると言えますが

手足の偏った使い方などをしていると

体内恒常性の働きが追い付かなくなり

元の形に戻り切れなくなります。

 

元に戻ろうとする働きを超えた

片寄った身体の使い方を続けてしまった

ということです。

 

そんなときは修正するために

人の力が必要です。

 

また身体の形は

体内のすべての働きを包み込む器ですから

体内恒常性をちゃんと働かせるために

真っ先に元に戻さなければならない

大事なところです。

 

しんそう療方はそんなときに必要とされる

療法です。

 

身体の元に戻ろうとする力を

十分に働かせるには

まず身体の形を正しい形にするのが

大事なことです。